どれくらいの大きさのものが良い?亀の水槽について

二匹の亀

亀の水槽選びについてあなたはどれぐらいこだわっていますか?亀は哺乳類のペットと比べ、触れ合う機会があまりないため見落とされがちですが、とてもストレスを抱え込みやすい繊細な生き物です。ペットの亀に長生きをしてもらうために、水槽選びのポイントや掃除の仕方の正しい知識を身につけましょう。

亀の水槽の選び方

川辺の亀
亀にとって水槽は自宅です。飼い主はペットの亀に居心地の良い家を提供してあげることが大切です。水槽選びのポイントに応じて何故重要視するのかも解説しますので、しっかりと水槽選びのポイントを理解できるようにしましょう。

水槽の大きさ

まず、選ぶ水槽の大きさは亀の甲羅の3倍の大きさが相場と言われています。子亀から飼育している人は将来どの程度まで亀が成長するかを事前に調べ、水槽を選びましょう。あまり小さいサイズの水槽では買い替える必要が出てきてしまいます。

何故水槽の大きさにここまでこだわる必要があるのかという点についてですが、冒頭にも記載した通り、亀は非常にストレスを感じやすい動物です。水槽が狭すぎると、運動不足等から来るストレスにより暴れることがあります。しっかりと亀が動けるスペースを確保するために大きい水槽を買う必要があるのです。

水槽の素材

素材はガラス製の商品を選ぶようにしましょう。プラスチック製の商品も存在しますが、水槽に入れるヒーターによってはプラスチックが溶けてしまう可能性があります。後に説明しますが、亀をペットにする際に温度調節は非常に重要になってきます。適切な環境を整えるうえでガラス製の商品が最適になるのです。

ただし、亀を病院に運ぶ際等は万が一落としてしまうリスクに備え、プラスチック製の簡易的な水槽を1つ用意しておくと便利です。

水槽の高さ

水槽の高さには気を使うようにしましょう。亀は移動が早い動物ではないので、外では鳥類に上から狙われることが多いです。上から手で甲羅を掴まれることになると本能で非常にストレスを感じてしまいます。亀を水槽から出してあげる際には横から救うように手を出す必要があるため、高すぎる水槽には気をつけましょう。

おすすめはこちらの商品です。大きさ、素材、高さといずれも適切な商品となっています。

水槽内の掃除について

ケージと亀亀に良い生活環境を与えてあげるうえで定期的なメンテナンスは欠かせません。掃除の頻度や水換えのタイミングについてもしっかりと勉強し、適したタイミングで行えるようにしてください。

掃除

掃除は1週間に1度行います。亀は食事も排泄も水の中で行うため、水槽が汚れるのがとても早いです。汚れた水槽で生活していると皮膚病を発症したり、水を飲まなくなってしまったりするので、特に夏場は注意して見てください。シェルターや水槽内部のぬめりをスポンジでしっかり落とし、水換えを行いましょう。

水換え

水換え3日に1度行うようにしましょう。水換えの際は出したばかりの水道水は使わないようにしてください。

理由は2つあります。1つは住んでいる地域によって差はありますが、水道水にはカルキと呼ばれる残留塩素が含まれているためです。特に子亀にとってカルキは有害物質となるケースがあるため、注意しましょう。2つ目は温度差です。変温動物の亀にとっては急激な温度差は体に非常に負担がかかります。ペットの亀に負担をかけないためにも出したばかりの水道水は避けるようにしましょう。

水換えの際は予め汲んでおいた水道水を使うようにします。2日から3日でカルキが抜けるため2、3日程放置した水を水換えに使います。もちろん急激な温度差を感じさせないため、常温で保存するようにしましょう。

水槽をセッティングする場所

石の上の亀紫外線があたる場所に水槽を置くようにします。紫外線に含まれるビタミンD3という成分は亀の体内でカルシウムの吸収を手助けする効果があります。ビタミンD3を効率的に摂取させるために紫外線の当たる位置に水槽を置く必要があるのです。日光浴をしていない亀はカルシウム不足に陥り、甲羅が柔らかくなり変形してしまうクル病を発症してしまうことがあるので、気をつけましょう。

ガラス製の水槽でもガラス越しでは紫外線がほとんどカットされてしまうので、必ず直射日光が当たる位置に水槽を置いてください。また、直射日光があたる部分だけでは亀の体温が高温になってしまうので日陰も作ることを忘れないようにしましょう。

水槽の中を整理しよう

亀を持つ手水槽を購入した後は水槽の中に入れる必要なものを購入しましょう。ペットに良い環境を与えるために備品もしっかり整えてあげることが大切です。

水場

亀は陸でも水でも生きていけますが、上がりすぎた体温を下げるためや水を飲む場所として水場を用意しましょう。人間同様亀も水なしでは生きていけませんが、種別によって必要な水の量が異なるので、自分の飼っている亀がどのぐらいの水があれば問題ないかを予め確認しておくことが大切です。

陸場

水槽には水場だけではなく陸場も用意しましょう。先述した日光浴の時に必要不可欠になります。水槽に砂利を敷くか、亀が自力で登れるくらいの石を入れてあげると良いです。

また、砂利を敷く場合亀が砂利を食べてしまうケースがあります。これはミネラルが不足しているためです。砂利を食べる行動が目立つようであれば、エサにボレー粉を混ぜてあげ、ミネラルを摂取させてあげましょう。ただし砂利の食べ過ぎや尖った石を食べてしまった場合には病院で念のため診てもらうようにしてください。

シェルター

亀は非常に憶病な動物です。飼い始めのころは隠れ家がないとストレスを溜めてしまいます。慣れてくれば顔を出す機会が増えてきますが、シェルターを1つ用意してあげることで亀にとっては落ち着いた環境になります。

ろ過器とフィルター

亀は水の中で排泄を行うため、ろ過器は非常に便利なアイテムとなります。水中の汚れを分解してくれるバクテリアをフィルターの内部に住ませることにより水換えの頻度を減らすことが可能です。水量、バクテリアの量、水槽が汚れるスピードを把握し、上手にろ過器を使いこなしましょう。

ヒーター

亀は変温動物のため、体温調節は飼い主の仕事になります。秋から冬にかけて亀が活発的ではなくなったり、あまりエサを食べなくなってしまったりしたら危険なサインです。特に冬場は寒くなるため、水槽の温度の目安は26度以上をヒーターで保つようにしましょう。

まとめ

正面を向いている亀亀を育てるうえで、水槽がいかに大切かを再認識していただけましたでしょうか?亀は犬や猫と比べて感情があまり読み取れないため、飼い主が亀の状態に常に気を使わなければいけません。

水槽が小さく感じていたという人やあまり掃除をしてあげられてないなと思う人は、ペットの亀に対して自分が何を出来るか再度見直してみてください。



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